2000年3月に作成した自作パソコンの紹介 |
■目的
1)N64エミュ上でマリオ64を快適に動作させるマシンを作る。(我ながら邪道の感は否めない)
2)ハードウェアの知識を実践を通して得る。
3)Windows98はよく落ちるから、Windows2000メインの環境の構築。 Win98はゲーム及びキャプチャー専用OSとする。
■作成計画
なるべく現在のメインマシンGateway GP6-400C(Celeron400MHz、メモリ64MB、HDD 6GB)から部品を流用して作る。 ビデオカードはGAMERご用達のVoodoo3系にする。 メモリは128MBは必要。 HDDはそのまま流用したいところだが将来性を鑑みてIBM製の10GB以上のものと2台構成にする。 サウンドカードは既存のスピーカーを流用するため、LINEOUT端子があれば何でもOK。 マザーボードとCPUは、固くIntel440BXとPentiumVの組み合わせとする。 R@Mのバックアップ用にCD-RWドライブも搭載させる。 ケースは拡張性を考慮してミドルタワー型とし、あまりに無難すぎる白色だけは避け、適度な個性を発散させる。
■いざ作成!!
以上を考慮しつつも、店に行ってからその場でブツを選定し購入してきました。下調べほとんどNOTHING。で、以下が作成直前の部品一覧。購入は2000年3月のものです。
部品の種類 | 製品名称 | 購入価格 |
MOTHER BOARD | GIGABYTE GA-BX2000+ 青い基盤でDUAL BIOS搭載 CHIPSET INTEL440BX SLOT1 AGP+6PCI+1ISA DIMM_SLOT4 UltraDMA/33IDE 2PORTのほかにUltraDMA/66IDE 2PORT |
\15,800 |
CPU | PeontiumV 600MHz SLOT1
0.25μm Katmai RETAIL品 100MHz * 6.0 512KBL2 Cache |
\28,800 |
VIDEO CARD | 3Dfx Voodoo3 2000 AGP2x VIDEOMEM 16MB SDRAM |
\10,800 |
SOUND CARD | YAMAHA SP402F 744PCI | \2,980 |
LAN CARD | SMC EZ Card 10/100 (SMC1211TX) GATEWAYからの流用品 |
|
MEMORY | PC133 SDRAM 128MB PC133 CL3 SDRAM 256MB(2001年8月追加) |
\11,800 \3,500 |
HARD DISK | IBM DPTA-351500 15GB Ultra66 IBM DTLA-305040 40GB Ultra100 |
\15,800 \16,800 |
PC CASE | CAT-6002L-V Justy(株)トライコーポレーション SONY VAIOの一番濃い紫色と同色 W180* D490 * H420mm ドライブベイ5インチ*4、3.5インチ*1、3.5ステルスベイ*2 |
\9,800 |
CD-RW | VICTOR XR-W4082D R24 R2 RW2 BULK品 B'sRecoeder GOLDつき |
\18,800 |
DISPLAY | 15inchDISPLAY 最大解像度1280×1024 GATEWAYからの流用品 その後17inch液晶ディスプレイMITSUBISHI RDT176S (2002/12) |
\79,800 |
JOYSTICK | MicroSoft SIDEWINDER | \4,800 |
OTHERS | PS/2 KEYBOARD & Intelli Mouse & CDROMドライブ GATEWAYからの流用品 FDDスマートケーブル \880 IDEスマートケーブル×2 \687×2 合成皮チルトホイールマウス(2003/12) |
\2,300 \7,000 |
計12万円弱の散財となりました。
作成時には、マザーボードとケースのねじ穴位置が合わないという自作ならではのトラブルにさっそく見舞われました。いまでも6個のネジのうち3個しか通してません。 あと主電源のスイッチをマザーボード上に指す個所を間違えていて、「いざ、起動!!」と電源スイッチを押下してもウンともスンとも言わなかったのにはアセりました。 が、1時間後に原因を突き止め解決。 あとはサクっとWin98とWin2000を入れてデュアルブート環境を構築して終了。
■完成
自作パソコンは最初SUGI初号機と名付ける予定でしたが、外観があまりに某SONY社の某VAIOにクリソツなので、急遽『METALVAIO』に名称変更!!
ボディーカラーはSONY VAIOの3色あるうちの一番濃い紫色と全く同じです。
最凶もとい、最強OS Windows2000起動!!!
とりあえず、スーパーマリオ64とゼルダの伝説-時のオカリナを、N64エミュレーターでサクっと起動!!
「おお、軽いぜ!!」
画像からではこの快適さが伝わりませんが、G氏曰く「最強じゃん」。この一言がMETALVAIOの全ての特性を物語っています。
さすがにCeleron400MHz、Memory64MB、オンボードVideoChipのATI Rage128VRから、PentiumV600MHz、Memory192MB、Voodoo3 2000にパワーアップしただけのことはある!!
■謝辞
このページのJPEG画像の7割はK氏所有のVAIO CAMERAにて撮影しました。
(02.3.30追記)
とりあえず見た目だけでも変えようと思い、HDD追加の際にこんな風に仕立て上げてみました。
床のフローリングと一体感が出ました。やはり木製は落ち着きます。 ビバ木製!! ついでにCPUもPentiumV600MHzからCeleron950MHzへとビミョーにパワーアップ。 1GHzにしなかったのは、マザーボードが対応していなかったため。 これであとジオンは2年は戦える!じゃなくて2年はもちます。 OSもWindowsXPへとアップグレードしました。 休止状態からの復旧がやや早くなったのが体感でもわかります。 ちなみに上に乗っかってる緑のリンゴはトルマリンゴです。 マイナスイオンで電磁波を滅殺してくれているはず・・・
以下、今回の購入表
CPU | Celeron 950MHz 0.18μm Coppermine 100MHz * 9.5 |
\9,500 |
Slot1→Socket変換 | ASUS Smart Slot1 CPU Card | \2,500 |
HARD DISK | SEAGATE 60GB HDD UltraATA100 | \15,500 |
OS | Windows XP | \14,800 |
木目加工 | 木目シールやペイント | \2,000弱 |
これを機に、『メタルバイオ』から『木馬』に改名したいとおもいます。 気分はブライト艦長っス。
今回CPUをCeleronにしましたが、それでもファンの音はうるさい、とゆーかPenVと大きさほぼいっしょ。 自作PCの目指す3大コンセプトとして「静音・木製・省スペース」を掲げているので、なんとか静音化したいのですが、水冷化を実際にやってる人たちのホムペを見てみるとやたらおおげさなシステムなので、相容れません。 でも日立のこれに期待しています。水冷モジュールとして販売予定があるので、どんなものになるのか見てみたいです。