2008年12月〜2009年1月に作成した半自作BTO-PCの紹介

■作成に至る経緯

 2008年暮れのとある冬の日、「木製 PCケース」などのキーワ−ドで検索していると、京都のラ・フィー・デ・アルブルという所で、創立1周年で木製PCケースを安く販売しているのを発見! 長らく、2台目の自作PCを作ることをためらっていたが、これを見て、およそ9年ぶりに作ることを決意した。 独自のオークション形式で売っていたが、自分以外に誰も入札することなく、あっさりゲッツ。(世間はそんなに木製を欲していないのか??)
 ただ、既にマザーボード・CPU・メモリ・HDDなどが組み込まれている製品だったので、店の方と交渉して、拡張性のあるマザーに交換、メモリ増設などを行ってもらったという次第。

自作部分は、今のところ、1TBのHDD追加しただけに留まっています。

(2012.12追記)  Windows8にアップデートする気にもなれず、悶々としていたので、起動ドライブをSSDに換装しました。 Vistaの起動が、以前は2分20秒くらい掛かっていたのが、1分20秒ほどに大幅短縮しました! これはイイ( ´ー`)y-~~
 通常のアプリ起動も早くなってます。
 さらにIntelが、SSD 新規導入時のデータ移行ツールを用意してくれているので、現在の環境をそのまま保って、ブートSSDドライブを作成してくれます。 いやぁ〜助かった。 さらにSSDツールボックスとゆう便利ツールも提供してくれてます。

 

■外観

木製ケースPCの外観はこんな感じです。
 四国杉という材木で作られています。

正面から
 表面加工など、品質は非常に高いです。

ケース横のふたをずるずると開けると・・・
 左右共にスライド・パネルなので、手軽にメンテ可能♪

中はこんな様子
 内装部品も木製です。素晴らしい

メーカーの焼き印
 なんかイイ

ついでに液晶ディスプレイも22インチワイドにアップグレーヅ

 

■スペック

 下表の通り

 部品の種類  製品名称やスペックなど  購入価格
MOTHER BOARD ASUS P5Q-EM
青っぽさが目立つ基盤
DVI&HDMI出力があるのが、最大のウリです
 フォームファクタ MicroATX
 CPUスロット LGA775
 チップセット INTEL G45+ICH10R
 Serial ATA SATA3.0G
 IDE Ultra ATA 133
 PCI-Express 1X   2 本
 PCIスロット    1 本
 VGAスロット PCI-Express
 オンボードRAID ○
 オンボードLAN 10/100/1000
 オンボードオーディオ Realtek ALC1200
 オンボードグラフィック Intel GMA X4500HD
\13,970
CPU Intel Core2 Duo E8400
 クロック周波数 3 GHz
 ソケット形状 LGA775
 システムバス 1333 MHz
 二次キャッシュ 6 MB
推定 \17,000
VIDEO CARD オンボード  以下、Intel GMA X4500HDに関する薀蓄
 グラフィックス統合型チップセットとなる「Intel G45 Express」は,Intelの第6世代グラフィックスコアとなる「Intel GMA X4500HD」を内蔵し,3Dグラフィクスと高解像度ビデオコンテンツのアクセラレーションをサポートする。  もう少し具体的に述べると,Intel GMA X4500HDでは,統合型シェーダに相当する演算ユニットの数が(「Intel G35 Express」に統合されたグラフィックス機能である)「Intel GMA X3100」の8基から10基へと引き上げられている。各演算ユニットは5スレッド処理が可能なので,最大50スレッドの同時実行が可能だ。また,CPUに負荷をかけることなく,Blu-rayなどの高解像度ビデオコンテンツ再生を行うため,処理を行うデコーダパイプラインも別途実装されている。
 だそうです。 私にはオーバースペック気味(^^;
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MEMORY Transcend 2G DDR2 800 X2
2枚で\4,680
HARD DISK HITACHI HDP725050GLA360 500GB SATA300 7200
HITACHI HDT721010SLA360 1TB SATA300 たぶんこの型番
推定 \5,000
\10,800くらい

SSD
Intel 330 Series SSDSC2CT240A3K5 240GB 2.5インチ SATA300 600MB/s
\12,980
光学ドライブ ASUS DRW-2014L1T もちろんMultiDrive
ラベル面にレーザーで焼きこめるLightScribe対応
推定 \6,000
ディスプレイ 22インチワイド ノングレア液晶 最大解像度1680x1050
入力端子 D-Subx1 DVIx1 HDMI端子x1  
\30,240
OS Windows Vista Ultimate (32bit版)
 う〜む、Home Premiumで充分だった気もする・・・
 Windows7の気配が濃くなってきてるし
\25,000
木製PCケース 京都のラ・フィー・デ・アルブル
 非常に品質と工作精度の高い木製筐体です。
おそらく\12,000相当
その他 電源 PowerSupply POWER MAN 430W
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値段が書いてないところや、あいまいな所は、木製PCケースとセット購入のため、正確には不明なためです。

今回の木製PC本体には、計75,000円ほどかかりましたが、木製BTOでこれなら安い!(と思われ) 液晶ディスプレイと合わせても10万ちょいです。

 

■感想

 木製ケースの仕上がりは非常にいいです。 木の香りも程よくしています。 また、サポートも丁寧です。 BTOにも応えてくれました。 木製マウスパッドも頂きました。
 難点は、MiniATX仕様にも関わらず、ATX仕様の普通のPCケースよりひとまわりデカいことぐらいでしょうか。 木製なので、強度を出すために大きくなってしまうそうな・・・

 また、今回CPUが前マシンの950MHzから、3GHzのDualコアになったことにより、以下のような目立つ相違点がありました。
 ・YoutubeのHQ動画見てても、CPU使用率は余裕の20%台!(前マシンだと標準動画ですら100%)
 ・DVDオーサリングが1時間前後でできるようになりました!(前マシンだとやったことすらない)

とゆうわけで、現在懐かしアニメのOP&ED集をDVDで作成中です。

 

■その他

 現時点では、スペックに特に不満は無いのだが、それは購入直後だからだろう。 前マシンも作った直後は最強スペックだったが、現在ではFlashを使用したサイトが増えたため、ウェブ閲覧すらままならない状態になっていた。
 とゆうわけで、今後変更する可能性があるものを、下表に列挙してみた。

CPU Core 2 Quad CPU \ ??
光学ドライブ Blu-ray Super Drive \ ??
OS Windows 7 \ ??

 列挙してみたものの、あまり嬉しさは無いような気が・・・
 Core 2 Quadにしても、DVDオーサリングのエンコード時間が半分になるくらいしかメリットないし、Blu-rayもそうそう見ないし、焼きたくもないし・・・  Windows 7・・・うーむ、これは買ってしまいそうな予感がする。 使い勝手がVistaより向上しているのを期待して。

 とりあえず、今回の木製PCのご紹介はこれにて終了です。