■作成に至る経緯

　私の愛車スカイラインには、後ろにリアウイングスポイラーを付けているせいもあって後方視界が非常に悪い。　んで、ツレのしゃうぢクンが自力でカメラを取り付けたのを見て、スカイラインにもバックカメラを取り付けてみました。　ついでに左右サイドビューが見れるフロントカメラも付けて、手元のスイッチ（AMON製）で切り替えられるオサレなシステムを作ってみました。　というのが、2005年11月の話。
　このバックカメラはとても有用で、常に後方視界の確認に役立っていました。
　で、最近接触が悪くなってきて、フロントカメラどころか、バックカメラも時々映らなくなることがまま起きるようになってしまいました。　おそらく、前回、手抜き工事でスイッチと配線接続をハンダ付けせずに、手でこじってビニールテープでとめただけだったので、振動などで接触が不安定になってきた可能性が高い。　なので、３年半ぶりに改修をすることにした、という次第です。
　と言っても、内装をはがして、ハンダ付けするだけです。　しかし、この内装はがしと再取り付けが大変なんだよなー。

■外観

バックカメラの外観はこんな感じです。
　TOYOTAのRaumのものらしい。

フロントカメラの外観
　プリズムになってて左右が見れます。

内装ひっぺがし中
　オーディオなどと同じところから電源を取っています。今回ココをハンダ付けして補強しました。

助手席にある液晶モニタにてバック映像
　運転中も見れます。尾行のチェックも可♪

助手席にある液晶モニタにてフロント映像
　手元のスイッチで切り替えます。プリズムで左右が同時に見れてます。

システム全体
　モニタだらけって感じ

参考までに配線図

配線図見て気づいたコトがあります。　12V→6V電圧変換器は１個で十分だったような･･･

■スペック

　あいまいな部分もあるが概ね下表の通り

■感想

　一番苦労したのは、以下の２点。
　　　・内装の取り外し、再取り付け
　　　・配線の取り回し
　部品準備に３週間、実際の工事には３日くらいかけています。
　内装の取り外しは、本当にキツい。取り外すことを考えて設計されていないので、素人がやると力技で取るしかないです。　クルマ壊してもいいくらいの覚悟でやったとき、初めて取れます(^^; 　･･･まさか、そうゆう仕様？
　しかも取り付けるときも中々ピタッとはまってくれないんだよなぁ。　ホント、イライラさせられました。
　さらに配線の取り回しが面倒この上ない。　オーディオがあるところから、電源ラインを分岐させて、それぞれバックカメラとフロントカメラに電源を供給し、さらに両カメラからの映像ラインを再び運転席まで引っ張ってくる必要があります。　しかも12V→6V電圧変換器を途中でかませる必要があるという･･･　　まさに素人にはオススメできないと言いたくなるような１品です。
　バックカメラの取り付けにあたっては、トランクにドリルで穴開けて取り付けてるんで、もう大変でした。